CPUの型番の意味をIntel製・AMD製に分けてシリーズやグレードを解説
パソコン購入の際やCPUパーツ購入で型番の意味が分からない初心者の方にも、かんたんに分かりやすく解説していきます。
また、型番の最後に機能名が付いているCPUの機能効果についても説明しています。
CPUの型番で世代・性能・機能まで分かる見方を解説
コスパ良く性能もそこそこベストセラーCPU「AMD製RYZEN5 5600G」
はじめに、CPUの型番とは下記の項目を記した番号になっています。
シリーズ名
グレード名
プロセッサーナンバー
機能名
一部サーバーグレードのCPUはこの限りではありません。
CPUのメーカーについて
一般的には、Intel社の方が知名度が高いかもしれませんが、近年ではAMD社のシェアが多くなりメーカー製パソコンなどでもIntel社とAMD社どちらも販売されています。
以前は、各CPUメーカーはそれぞれ得意分野がありIntel社はゲームなどのシングルタスク処理やアプリの起動などが強くまたAMD社は、クリエイティブなマルチタスク処理や演算処理などが強いとされていました。
近年ではCPUの高性能化が進み特別なこだわりがない限りどちらのメーカーを選んでも問題なく使用できるでしょう。
ケームやクリエイティブなど予算を考慮して自分の使用目的にあったメーカーを選ぶと良いでしょう。
ゲームから動画編集まで幅広く使えるミドルクラスのCPU「Intel製Core i5 14500」
シリーズ名について
下記の表でメーカー枠の次がシリーズ名になります、この表での読み方としては、
Intel社なら、インテル コア アイ シリーズとなります。「Intel Core I」シリーズ
AMD社なら、エーエムディ ライゼン シリーズになります。「AMD Ryzen」シリーズ
シリーズに関してはその他のシリーズもありIntel社だと、Celeron(セレロン)Pentium(ペンティアム)などがあり、AMD社の場合だとAthlon(アスロン)FX(エフエックス)などがあります。
またサーバーシリーズなどもあります。
グレード名について
下記の表でシリーズ枠の次がグレード名になります、この表での読み方としては、
Intel社
インテル コア アイ ファイブとなります。「Intel Core I 5」
AMD社
エーエムディ ライゼン ファイブとなります。「AMD Ryzen 5]
グレード番号は数字が大きくなるほど高性能になります。
現在のグレード番号はIntel製がCore i3からCore i9まで、販売されておりAMD製はRyzen3から
Ryzen9まで、販売されています。
プロセッサーナンバーについて
下記の表でグレード枠の次がプロセッサーナンバー名になります。
ここではIntel社を例にナンバーの先頭数字が(黄色の部分)CPUの世代を表していて、下3桁が
(赤の部分)同グレード内の性能違いを表していて性能は数字が大きい方が高性能になります。
行う際に必ず確認しなければならない項目になり、CPUの世代でマザーボードのソケットやチップセットとの互換性が決まってくるので慎重にナンバーを確認する事をおすすめします。
ソケット名の例、Intelは「LGA1151」や「LGA1700」など記載されています、またAMDの場合は「AM4]や「AM5]と記載せれています。
機能名について
下記の表でプロセッサーナンバー枠の次が機能名になります。
して確認しないとプロセッサーナンバーは同じなのに性能が異なる製品があります。
機能名に関しては付いているモデルと付いていないモデルがあり種類も数多くあります。
種類が多くあるので、表の下に機能名と機能の効果別に分かりやすく解説しています。
メーカー別に機能名と機能効果を分かりやすく解説
Intelのデスクトップ例
Intelノートパソコン例
AMDの例
【まとめ】
CPUの各メーカーやグレード、プロセッサーナンバーは、パソコンのCPU交換や自作パソコンの作製時には必ず確認が必要になってきます。
また性能や機能についても種類が多く自分の使用目的にあった性能のパソコンを自作したり、新しい
パソコンを購入する際に関してもCPUの型番を見てどの位の性能があるCPUなのかが分かるのでパソコン購入する際にも非常に役にたつ項目です。
とくに中古パソコンの購入を検討されている方やパソコン初心者の方には是非参考にしてください。