グラフィックスボードの世代・グレード【型番の見分け方】かんたん解説

グラフィックボードの型番

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グラフィックボードの型番を見分けて、世代やグレードで迷わない!

はじめに:
PCパーツって型番ばかりで良く分からない事多いですよねグラフィックスボードのメーカーや型番もそのなかの一つだと思います。
初心者の方にも、かんたんに型番を見分けられるように表を使って解説してます。

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グラフィックボードの型番を見るだけである程度の世代やグレード性能を見極められる用に、分かりやすく型番を各項目別に表にして説明しています。

NVIDIA GeForce RTX 2080

またグラフィックボードにはゲーム用途向きと、3D CGやモデリング用途で使われるPRO使用があり今回はゲーム用グラフィックボードの型番について説明しています。
PRO使用のグラフィックボードについては記事後半で、少しふれています。

 

 

グラフィックボードのメーカーとGPUメーカーの違いについて

グラフィックボードのメーカーとは

GPUメーカーから基本となるGPUチップと基盤を買いオリジナルのファンや冷却装置を付けて販売しているメーカーです。
オリジナルファンモデルで有名なメーカーをいくつか紹介します

ASUS(エイスース)・知名度が高く信頼性もある

MSI(エムエスアイ)・高い冷却性と付属ソフトとの利便性

GIGSBYTE(ギガバイト)・幅広いモデル展開と安定性

ELSA(エルザ)・シンプルで特別際立ったとこの無いのが特徴

玄人志向(クロウトシコウ)・名前どおり玄人向きで知識のある人向け

(その他にも多数のメーカーがあります。)

 

GPUのメーカーとは

GPUコアチップを販売しているメーカーで、現在はNVIDIA(エヌビディア)・AMD(エーエムディ)・Intel(インテル)この3社が販売しています。
また、この3社はGPUメーカー純正グラフィックボードも販売しており「リファレンスモデル」や「ファウンダーズエディション」と呼ばれたりしています。

GPUのコアの呼び方の違い
NVIDIAのGPUコアはCUDA(クーダ)コアと呼ばれていますが、一般的にはシェイダープロセッサ(Shader Processor)、あるいはストリームプロセッサ(Stream Processor)などと呼ばれています。

AMDではSPのまま呼んでいましたが、近年は64基のSPを1つにまとめたものをCompute Unit(コンピュートユニット)、さらにそのCUを含めたいくつかの装置をまとめたものをShader Engine(シェイダーエンジン)と呼び始めました。

どちらのメーカーもコア数が多い方が高性能な方向性になっていますが「世代・コアクロック・VRAM」などによって総合的な性能が変わってきます。

 

グラフィックスボードの型番で世代やグレードなどが分かります。

上記で述べたようにGPUメーカー事にグラフィックスボードの型番などが違ってきますので
各メーカーごとに型番の説明をしていきます。

NVIDIA製グラフィックボードの型番

NVIDIA製グラフィックボード場合は主に以下のような型番になっています。

NVIDIA GeForce RTX 2080

この型番でシリーズ・世代・グレードがマーカーで色分けした部分でわかるようになっています。
以下にいくつかの例を表と合わせて載せています。

1.NVIDIA GeForce GT 1030
2.NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti
3.NVIDIA GeForce RTX2070 Super
4.NVIDIA GeForce RTX 3080 TI

各世代のグレードナンバーは数字が大きくなるにつれて性能が高くなっていきます。

「ナンバーの後の付属文字は」
TI)がグレードナンバー内の最高性能版になっており(Super)はグレードナンバーの高性能版で上位グレードとの中間的いち付けになっています。
同じグレードナンバーの「無印、通常版」「Super、性能アップ版」「TI、高性能版」ていどに覚えておくていどで良いと思います。

 

AMD製グラフィックボードの型番

AMD製グラフィックボード場合は主に以下のような型番になっています。

AMD Radeon RX 6900 XT 

この型番でシリーズ・世代・グレードがマーカーで色分けした部分でわかるようになっています。
以下にいくつかの例を表と合わせて載せています。

1.AMD Radeon R7 380
2.AMD Radeon R9 390X
3.AMD Radeon RX Vega 64
4.AMD Radeon RX 5700 XT
5.AMD Radeon RX 7900 XT

各世代のグレードナンバーは数字が大きくなるにつれて性能が高くなっていきます。

「ナンバーの後の付属文字は」
AMD Radeonの場合は、NVIDIAとは少し違っていて付属文字の付いているのが通常版で無印が廉価版的な位置付けみたいな感じです。
最新の7000番台からは、(XTX)なるものが出てきてこちらの(XTX)が高性能版的な位置付けになっています。

Intel製グラフィックボードの型番

まずIntel製グラフィックボードは最近新たに版売し始めたばかりで製品数もそれほど多くなく今後に期待していきたいと思います。
また20年ほど前に一旦グラフィックボードから撤退していて2022年に久しぶりの復活となりグラフィックボード販売が再開されました。

Intel製グラフィックボード場合は主に以下のような型番になっています。

Intel Arc A770

この型番でシリーズ・世代・グレードがマーカーで色分けした部分でわかるようになっています。
以下にいくつかの例を表と合わせて載せています。

Intel Arc A350
Intel Arc A580
Intel Arc A770

各世代のグレードナンバーは数字が大きくなるにつれて性能が高くなっていきます。

「現在一世代目なので世代ナンバーや付属文字は今のところ付いていない」
Intelのグラフィックボードは他のメーカーより現状は性能や機能が低いので、ミドルレンジまでの
ゲーミングPCなら選んでも良いかもしれません。

 

以上がグラフィックボード型番を説明してきましたが、各メーカー事の世代やグレードなどの性能は大まか理解できると思います。
グラフィックボードはメーカーによっても独自の機能があったりゲームソフト側の最適化などによっても性能に違いがあるので自分のプレイしたいゲームなどを考慮してグラフィックボードは選びましょう。

 

フルHD画質ゲームに、おすすめなグラボ

最新人気ゲームタイトルでおすすめのグラフィックボードは、こちらの「RTX4060Ti」で性能と価格のバランスが良くフルHD画質でプレイするなら、ほぼ不満なくプレイできるグラフィックボードです。

また、コスパ重視で選ぶならAMD製のRadeon「RX7600 」もお勧めします。

 

4kの高画質で最新ゲームをプレイするなら、最低でもRTX4070TIi以上を選択してください。
実際に4k高画質で高フレームレートで使用できるグラフィックスカードは、「RTX4080かRTX4090」位しか選択肢がありません。

 

また今回紹介したグラフィックボードはゲームに適したもので、(DirectX)を得意としたシリーズです。

その他「3D CG・3D CAD」や研究の同時高速演算などの専門的なプロ仕様のシリーズも販売されています。

NVIDIAなら Quadro RTXシリーズ
AMDなら Radeon Fire Proシリーズ

上記のグラフィックボードのシリーズはゲームで使用されるDirectXには不向きで、主にOpenGL(Open Graphics Library)やOpenCL(Open Computing Language)を得意としているグラフィックボードです。

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