RTX4080superを購入したので、性能テストを行ってみる。
最近のパソコンパーツの値上がり、特に「GPU・CPU・マザボ」の値段が高くなってきている中
新しくパーツを購入しようか迷っている方も多いと、おもいます。
今回は、購入したRTX4080superの性能テストをかねて、前世代のGPUとの簡単な性能比較をしていきます。
テストで使用したGPU
今回購入したRTX4080sの性能が、前世代のRTX3080tiからどの程度、性能向上しているのか
また、RTX20シリーズやGTX10シリーズとの性能比較も、気になったので以下の4製品で、テストをしました。
今回テストで使用した機材ですが、RTX4080sとRTX3080tiは同じ機材ですが、他の2製品はCPUやマザーボードが異なった環境でテストしています。
正確なテスト評価でない旨ご了承ください。
また、違う環境でテストを行ったことで改めて気づかされたけっかがでています。
今回、私が購入した商品は以下の
ファイナルファンタジー15 (ff15) ベンヂマーク
ゲーム性能をテストするため(ff15)のベンヂマークを使用しました。
解像度は、FHDと4K画質フルスクリーン最高品質でテストを行いベンヂマーク中のCPUの温度とGPUの温度も計測しました。
また、スコアに関してはキャプチャーしながらの計測ですので、おおよそ10パーセントほど低いスコアとなっています。
RTX4080s 以下、FHⅮと4kのスコア画像になります。
FHDのスコアが18754点、非常に快適 4kのスコアが11094点、とても快適でした。
また、ベンヂマーク中の最高温度がGPU温度68度、ホットスポット78.7度で、GPUの最高消費電力は、308.88wになりました。
RTX3080ti 以下、FHⅮと4kのスコア画像になります。
FHDのスコアが16455点、非常に快適 4kのスコアが8172点、快適でした。
また、ベンヂマーク中の最高温度がGPU温度64度、ホットスポット73.3度で、GPUの最高消費電力は、341.04wになりました。
RTX2070s 以下、FHⅮと4kのスコア画像になります。
FHDのスコアが10106点、とても快適 4kのスコアが4194点、普通でした。
また、ベンヂマーク中の最高温度がGPU温度75度、ホットスポット89.3度で、GPUの最高消費電力は、219.86wになりました。
GTX1070 以下、FHⅮと4kのスコア画像になります。
FHDのスコアが6784点、快適 4kのスコアが2805点、やや重いでした。
また、ベンヂマーク中の最高温度がGPU温度77度、ホットスポットや消費電力が計測出来ていませんでした。ご了承ください。
以下に、全GPUスコアと温度のグラフをのせています。
GPUのスコアグラフ
最高温度グラフ
ゲーム性能においては。RTX20シリーズからRTX30シリーズでかなりの性能向上が見てとれます。
また、グラフでは、RTX30シリーズからRTX40シリーズの性能向上がいまいち伸びていないように見えますが、RTX40シリーズは DLSS「ディープラーニングスーパーサンプリング」の性能がかなり伸びているので、DLSS対応のゲームタイトルでは、かなり効果がありそうです。
発熱にかんしては、グラボ本体の大型化やプロセスの微細化で比較的に扱いやすいです。
ただやはり大型化しているので、pcケースに収まるかの確認は確実にした方がよいです。
私が、おすすめする最新グラボはASUS TUF Gaming GeForce RTX 4070 Ti SUPER
Hand Brake 動画エンコード
動画エンコードは、役50分のフルHD30フレーム動画を、際エンコードにかかった時間を計測しました。
以下、各GPUでハードウェアエンコードにかかった時間を表とグラフにしています。
表やグラフを見て、あれ っと思われた方もいると思います。
記事のはじめに今回テストで使用の機材が統一されていないことを記載していました。
ゲームのベンヂマークでは、それほど影響が出なかったのですが、動画エンコードにかんしては、使用しているCPUのコア数で、かなり影響をうける事を再確認できました。
RTX40シリーズとRTX30シリーズは同一機器でのテストなので、GPUの性能が良ければエンコードにかかる時間が、短くなっています。
しかしRTX20シリーズとGTX10シリーズでは、GPUの性能は、RTX20シリーズの方が良いのに、エンコード時間がGTX10シリーズに、負けています。
これは、RTX20シリーズに使用していたCPUは、Ryzen5 5600x「6コア12スレッド」で、GTX10シリーズに使用していたCPUは、Intel i9 7920x 「12コア24スレッド」を使用した結果だと思います。
ハードウェアエンコードで動画を書き出ししていてもレンダリングやデコードで、CPUを使用しているので、本来RTX20シリーズの方が性能が高いのにエンコードに時間がかかってしまう結果になっています。
この事からも分かるように、動画編集用のパソコンはグラフィックボードよりもCPUをメインにパーツ構成するのがポイントになってきます。(AI画像生成には、最新GPUの方が有効です)
*まとめ*
今回は、簡単なテストを行ってきましたが、特に問題なしで性能面にかんしても順当に進化しているので、個人的には満足いく結果でした。
ゲーム性能や動画編集また、ファイル変換なども高速化していて、AI画像生成にかんしてもそれほど時間もかからず生成できるので、今後はさらにAI関連ソフトも増えてくるので楽しみです。
RTX3080tiからのアップグレードで、そこそこ体感できる位の性能向上なのでもし購入をまよっている方などの参考になれば幸いです。