【メモリーRAM】の選び方、規格と種類・容量や役割を知っておきたい

メモリーの選び方規格や種類

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知っておくとメモリー購入で役立つメモリーRAMの規格や種類

メモリーの規格や種類がいまいち良く分からないと思う初心者の方に、メモリーの規格や種類について分かりやすく解説していきます。

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メモリーの種類など各項目別に、注意点なども含めて個別に説明しています。

【メモリーRAMとは】
RAMとはRandom Access Memory(ランダムアクセスメモリー)の略で、パソコン内部の主記憶装置の一つです。
CPUが処理する際に必要なデータや命令を一時的に保持する役割を持ち、パソコンにとって欠かせないパーツです。
またRAMはディスクストレージ(HDDやSSD)とは異なり、電源が切れるとデータが消えてしまいます。




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(メモリー)RAMの規格:

RAMの規格は、物理的な特性や機能に基づいて定義されます。以下に代表的なRAM規格をいくつか紹介します。

1.DDR5(Double Data Rate 5):
DDR5は、最新規格のRAMで現在ではまだ一部のマザーボードでしか対応しておらず注意が必要です。
データ転送速度と帯域幅はさらに向上していますが価格や入手せいが悪く最新の高性能パソコンに使用されています。
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2.DDR4(Double Data Rate 4):
DDR4は、現在最も一般的なRAM規格です。
この規格では、データ転送速度と帯域幅が向上し、効率的な性能と安定して使用できます。
DDR4は、主にデスクトップパソコンやノートパソコンその他サーバーで使用されます。
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3.DDR3(Double Data Rate 3):
DDR3は、DDR4の前の世代のRAM規格です。
DDR3は高速なデータ転送速度を持ち、比較的低コストで提供されます。一部の古いパソコンやノートパソコンで使用されています。
4.DDR2(Double Data Rate 2):
DDR2は、DDR3およびDDR4の前の世代のRAM規格です。
DDR2はDDR3よりも低速なデータ転送速度を持ちますが、それでも一部の古いパソコンで使用されています。
5.DDR(Double Data Rate):
DDRは、初期のRAM規格の一つであり、DDR2、DDR3、およびDDR4の前身です。
現在ではあまり使用されていませんが、一部の古いシステムで見かけることがあります。

 

メモリーの増設や自作PCなどで、メモリーを購入する際は以上のメモリー規格とマザーボードのメモリースロットの規格が同じか確認して購入しましょう。
また、メモリーRAMにはクロック(周波数)がありクロックが高い方がデータ転送速度が速くなるのでパソコンの性能にも影響します。

 

メモリーRAMの容量:

RAMの容量はパソコンのスペックや使用目的によってさまざです。
以下に使用目的別に必要なメモリー容量の参考例を記載します。

PCゲーム用途で容量を決めると16GB以上はあった方が良く同時配信なども行うのであれば32GB以上必要になる事もあります。
動画の編集の場合はFHDで32GB以上必要で4Kの動画編集になると64GB以上必要になる事もあります。
オフィス系ソフトまたは、動画視聴の使用なら8GBていどで足りるでしょう。
上記の例は一般的な容量だと思ってくださいパソコンを快適に使用するためには、使用しているソフトなどでも違ってくるので、ご自身が現在使用中のパソコンでメモリー使用率などを確認するのも良いでしょう。
近年OSやアプリのデータ量が増えているので今後は、さらにメモリーの容量が必要になってくるでしょう。

 

メモリーRAMの種類:

メモリーRAMはさまざまな形式と技術に基づいて分類されます。
以下に、一般的なメモリーRAMの種類をいくつか説明します。

1.SDRAM (Synchronous Dynamic RAM):
SDRAMは、システムクロックに同期して動作するメモリーです。最も一般的な種類のRAMであり、主に古いデスクトップパソコンやノートパソコンで使用されます。
2.DDR SDRAM (Double Data Rate Synchronous Dynamic RAM):
DDR SDRAMは、SDRAMの進化形であり、データ転送速度を向上させたものです。
DDR SDRAMは、DDR、DDR2、DDR3、DDR4、DDR5などのバージョンが存在し、各世代で転送速度と帯域幅が向上しています。
また現在の一般的なパソコンに使用されているRAMです。
3.RDRAM (Rambus Dynamic RAM):
RDRAMは、Rambus社によって開発された高速なメモリーテクノロジーです。RDRAMは高い帯域幅と低いレイテンシを提供しますが、高コストなため、一部の特定のシステムでのみ使用されました。
4.SRAM (Static RAM):
SRAMは、DRAMとは異なり、データを継続的にリフレッシュする必要がない静的なメモリーです。SRAMは高速なアクセス速度を持ち、キャッシュメモリなどの高性能な用途に使用されますがDRAMよりも高価です。
5.VRAM (Video RAM):
VRAMは、グラフィックカードなどのビデオデバイスに使用されるメモリーです。
VRAMは高速なデータ転送を可能にし、ビデオ処理に特化しています。
6.ECC RAM (Error-Correcting Code RAM):
ECC RAM(ECCメモリー)は、データの信頼性とエラー検出・修正機能を備えたRAMです。
主にサーバーやワークステーションなどの信頼性が求められる環境で使用されます。
7.モバイル用メモリーRAM:
ノートパソコンやスマートフォンなどの携帯デバイス向けに最適化されたRAMです。
モバイルRAMは低電力消費と高いエネルギー効率を特徴としています。

 

メモリーRAMの役割:

RAMには、以下のような役割があります。

プログラムの実行

RAMは、コンピューター内部で実行されるプログラムを一時的に保持します。
CPUがプログラムを実行する際に必要なデータを、RAMから取得して処理を行います。

データの保持

RAMは、コンピューター内部で扱うデータを一時的に保持します。
例えば、文書データや画像データ、音声データなどが該当します。
(pcをシャットダウンするとメモリー内のデータは消えます)
データの交換

RAMは、CPUと他の入出力デバイスとの間でデータを交換する役割も持ちます。
例えば、マウスやキーボードからの入力データや、ハードディスクからの読み込みデータなどが該当します。

 

【まとめ】

メモリーRAMは、パソコンの性能と応答速度に直接影響を与える重要な要素です。
適切なメモリーRAMの規格と種類を選択することは、システムのパフォーマンス向上につながります。
最後に、メモリーRAMの容量も重要な要素です。
大容量のメモリーRAMは、複数のアプリケーションやタスクを同時に実行する際に有効です。
ただし、使用するシステムの仕様や予算に応じて、適切な容量を選択する必要があります。
また、技術の進歩によって、RAMの容量や速度は飛躍的に向上しており、今後もより高性能なRAMが登場することが期待されます。

 

 

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