モニターヘッドホンはリスニング用としても使える「用途別に厳選4機種」

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モニター用ヘッドホンとリスニング用ヘッドホンって別々の用途で、販売されていて違いがよく
わからないと思う方もいると思います。

私が現在保有している中で、価格・特性・音質・用途などを踏まえて「おすすめの4機種」を紹介します。

何故モニター用ヘッドホンをリスニング用として選ぶ方が多いのか
・かんたんに説明しますとモニター用の方が音質(周波数特性)がフラットに近い機種が多いからで、音楽のソース(元の音源)を正確に再生してくれるからです。

私個人的に好みの音は、解像度が高くフラットで自然な音が好きなので、普段メインで、使用しているヘッドホンもモニター用のヘッドホンを使用しています。

リスニング用ヘッドホンは、各機種やメーカーによって音質に味付けされている物が多く聴く楽曲によってバランスが悪くなり特定のジャンルには、合うがそれ以外のジャンルには合わないみたいな感じの製品がよくあります。

今回比較する機種は、有名どころの以下4機種で個別に「特性・音質・用途」を解説していきます。

1 ソニーMDR-CD-900ST
2 ソニーMDR-7506
3 オーディオテクニカATH-R-70x

4 ソニーWH-1000xm

 

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・ソニーMDR-CD-900STとは

 

・特性MDR-CD900STは、密閉型のユニットで、日本のプロフェッショナルオーディオシーンで非常に高い評価を受けています。
スタジオモニターとしての役割に特化しており、業界標準として認識されています。

・音質:中高音域に強さがあり、解像度が高い。ボーカルや楽器の輪郭を際立たせる。低音は目立たないが、クリアで自然。

・用途:モニタリングやミキシングに適しているがリスニング用としては、個人差が出る。

 

 

 

・ソニーMDR-7506とは

 

・特性MDR-7506も密閉型で、プロフェッショナルユースの海外のスタジオヘッドホンとして人気があります。
耐久性が高く、長時間の使用にも適しています。

・音質:比較的フラットなレスポンスを持ちバランスも良く、低音もしっかりとした存在感がある。

・用途:モニタリング、録音、ミキシングに向いていて、リスニング用でも満足できるレベル。

 

 

・オーディオテクニカATH-R-70xとは

 

・特性:ATH-R-70xは開放型のヘッドホンで、高い解像度と広い音場を持ちホームスタジオなどで広く使用されている。

・音質: 非常にフラットでナチュラルなサウンド。低音、中音、高音のバランスが良く、音楽の細部まで再現する。

・用途:スタジオワーク、モニター用としても、またリスニング用でも動画視聴からハイレゾの音楽鑑賞まで幅広く高音質で使用できる。

「私の個人的一押しの、ATH-R-70xで少しお値段は高めですが音質と着け心地の良い商品です。」

 

 

・ソニーWH-1000XM3とは

 

・特性WH-1000XM3は密閉型のワイヤレスノイズキャンセリング機能を搭載したリスニング用のヘッドホンで、色々な端末にワイヤレスで接続し音楽を楽しめる。

・音質:低音が強調されており、ポップやEDMなどの現代の音楽ジャンルに適しているがモニター用としては、適していない。

・用途:通勤、旅行、外出先での音楽鑑賞。

・ワイヤレスで使用すると、接続するデバイスで音質が変化してしまうので、少し注意が必要です。
PCよりもスマホに接続した方がバランスが良い感じです。

現在は、WH-1000XM5が販売されていてノイズキャンセルが強化されていたりAlexaが搭載・通話機能が向上しています

 

・各ヘッドホンを用途別に、音質やコスパを1~5で評価をかんたんに表にしてみました

 

個人的な評価を以下に、かんたんに表にしてみました。

 

・機種別の音質詳細

1. ソニー MDR-CD900ST

  • 低音:あまり強調されていないが、精密さと速度が特徴。 深いがゆったりとした低音ではなく、正確さが前面に出る。
  • 中音: ヴォーカルや楽器の再現性が高く、特に男性ヴォーカルは非常にリアルに感じます。
  • 高音:明瞭で、解像度が高い。細かいディティールもしっかりと聞けるが、一部のリスナーには少し強調されすぎていると感じられるかもしれません。

2.ソニーMDR-7506

  • 低音: 中心的でパンチのある低音。エレクトロニックやポップ音楽でのドラムのアタック音なども力強く鳴る。
  • 中音:バランスが良く、特に歪みが少ない。ギターやヴォーカルは自然に聞こえます。
  • 高音: シャープで明瞭。 強すぎず弱すぎないバランスのとれている。

3. オーディオテクニカ ATH-R-70x

  • 低音:深くて量感がある、オープンバックの設計のため、空間も広く良質な鳴り方。
  • 中音:とても自然でフラットでヴォーカルは前に出すぎず、楽器とのバランスが取れている。
  • 高音:透明感があり、適度に輝きがある。ディテールの再現性も非常に高い。

4. ソニー WH-1000XM3

  • 低音:強調された低音でバスが深く、多くの現代音楽に合わせやすいが、ややクセがある。
  • 中音:温かみのある中音域でヴォーカルは少し後ろに下がりますが、全体的にバランスは悪くはない、一部のリスナーには、ややコモッタ感じに聞こえるかもしれません。
  • 高音:しっかりとした高音で、クリアさと広がりが特徴。
  • ワイヤレスで使用すると、接続するデバイスで音質が変化してしまうので、少し注意が必要です。PCよりもスマホに接続した方がバランスが良い感じです。

 

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初心者の方におすすめのヘッドホンは:

初めてヘッドホンの購入を考えている方や初心者の方におすすめのヘッドホンは、ズバリMDR-7506です。

MDR-7506は、モニター用途でもリスニング用途でも使用できるのと、プロ仕様なので交換パーツも豊富に揃っていて、修理やカスタマイズ性が良く音質もバランスが良い名機と言えるでしょう。
また、価格もお手頃で実売12000円前後なので、かなりコストパフォーマンスが良い製品です。

デメリットとしては、ワイヤレスに非対応なので、ワイヤレスヘッドホンをメインに考えておられる方には、おすすめしません。
最近ニセモノが出回っているようなので、注意が必要です

 

もう少し予算に余裕があるのであれば、ATH-R-70xをおすすめします。

こちらもワイヤレス非対応ですが、モニター用としてはもちろんの事リスニング用としても、非常に高音質で長時間使用しても疲れにくく、ゆったりと音楽を楽しめます。
「私の個人的一押しの、ATH-R-70xで少しお値段は高めですが音質と着け心地の良い商品です。」

デメリットとしては、ATH-R-70xは、オープン型のヘッドホンなので音もれする事と、部屋などの外音の影響をうけてしまう所です。

 

今回、私の個人的におすすめのヘッドホンを紹介しましたが、音質や音の広がりなど好みの音は個人差があるので、できればヘッドホン購入前に、視聴してから購入する事を、お勧めします。

 

 

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